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電子タバコでやる禁煙

電子タバコに関するWHOの報道がありました。 電子タバコは禁煙の補助具として有用であり、今後は安全に使用できることを証明することで安心して利用できるように環境を整える必要を感じます。 

電子タバコの選び方のポイント www.tobaccoreplacer.com

最近は電子タバコに切り替えて以前のタバコは手にしなくなったという方が増えてきたように思います。自分の健康管理にも周囲にも気を配れるので一度慣れると元に戻ることにも抵抗があるのかもしれません。ある方はニコチン無しのカートリッジに変えてから2ヶ月が過ぎたと連絡してきました。もう、ニコチンは完全に体から抜けていることと思います。肺に付着したタールはなかなか取れないようですが、新たに取り入れることが無ければこれも自然に排出されるであろうと思います。

周囲の人々もタバコの臭いが消えたと口にするようですが、普通のことに感謝をされるのも不思議なものです。新築した家のなかでタバコを吸われると空気中に飛散したヤニ(タール)が壁や天井にまで付着しますが、電子タバコでその原因を解決できたという方もおられました。 

食欲が出てストレスが少なくなった人もいますし、わたしのように高血圧の症状が和らいでいる人もおられます。タバコを吸うと血管が収縮するので、血圧は上昇するのですがそれを防ぐために降下剤を飲む悪循環も断ち切れるように思います。先日、病院で測りましたら129-90でした。もっとも私の場合には5年前に禁煙しており電子タバコとは関係ありませんが、禁煙は確かに効果はあります。

電子タバコのユーザーの方の中には何種類かの製品を試して、それなりの自論を持っている人がおられます。 安いものは当たり外れが有るようですが、買うほうもその辺は承知で決断している風でもあり過度な助言は反発を買うようにも感じます。 それでも保守部品やアクセサリーで困っているひとからの問い合わせをみると半分はあきらめているような感じです。

電子タバコの選定をするときにはキチンとした保守部品(アトマイザーや電池など)の供給が出来るかどうかがポイントと思います。せっかく高額のセットを購入したのに1個しかないアトマイザーが壊れたらもう使えないようでは台無しです。電池も消耗品ですから一般的には200回ほど充電したら終わりでしょう。直ぐに充電が完了するようであれば買い換える時期です。しかし、単品で部品が買えないとまた高額なセットを買うことになるかもしれません。

安い商品のなかには最初から予備の電池は無いものもありますが、これも部品を購入できなければかえって高いものにつくかも知れません。保守部品はあるが、異常に高額なのもあります。日本の電気メーカーは保守部品は高く販売してきたので違和感の無い人は多いかもしれませんが、今は時代が違うような気が致します。

まがい物は別として、電子タバコの標準的な価格帯は9,000~15,000円程度と思われます。この辺であれば、大体が同じような製品で構成部品も大きな違いはないように思います。

ある方の分析では電子タバコの開発予算は全分野をいれると50億円のプロジェクトだったと推測をしていますが、これはアトマイザーの開発、専用電池の開発、ダイアフラムSWの開発、カートリッジやリキッドの開発、そしてICチップと内臓ソフトの開発などにおよびます。 パテントをとっても独占しないことを条件にそれぞれのメーカーが最終組み立てメーカーに納入することにして今のメーカー群が出来たのです。このために類似品といえるものが市場には沢山あり、どれがオリジナルか判別できないようになりました。

部品のロット落ちは第二市場にまがい物として安売りされておるようです。修理・再生がきかないので安く売ることで処分をしているのでしょう。 消費者もわかってリスクもとっているのでしょうから外野はしばらく眺めていたいと思います。

今度は『愛煙家のための電子タバコ』について考えてみたいと思います。
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ヤップンヤン

Author:ヤップンヤン
男性、50代、元愛煙家
禁煙中、楽しみはワインを飲むこと
海外在住の浦島太郎です。

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